アストラゼネカワクチン、2回目接種遅延や3回目接種で免疫応答増強
【背景】
COVID-19ワクチン供給不足から2回目接種間隔延長による免疫低下が懸念される一方、供給余剰国では3回目接種が検討されている。本研究は、ChAdOx1 nCoV-19単回接種後の免疫持続性、2回目接種間隔延長時の免疫、および3回目接種によるブースター効果を評価した。
【結果】
1回目接種から約320日後の抗体価はベースラインより高値(幾何平均66.00 EU)。1回目と2回目の間隔が長いほど2回目接種後の抗体価は高値(44~45週で中央値3738 EU)。3回目接種後28日目の抗体価は2回目接種後28日目より有意に高値(中央値3746 EU vs 1792 EU、p=0.0043)。T細胞応答も3回目接種で増強した。
【臨床へのインパクト】
ChAdOx1 nCoV-19の2回目接種間隔を延長しても抗体価は増加し、3回目接種で抗体価およびT細胞応答がさらに増強されることが示唆された。これは、ワクチンの供給状況に応じて接種戦略を柔軟に変更する際の根拠となり得る。特に、供給不足で2回目接種が遅れた場合でも、免疫応答の低下を心配する必要はない可能性を示唆する。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

