認知症高齢者の転倒・骨折リスク、抗精神病薬やコリンエステラーゼ阻害薬と関連は?
【背景】
認知症高齢者では転倒・骨折リスクが高いことが知られています。抗精神病薬やコリンエステラーゼ阻害薬の使用がこのリスクにどう影響するかは不明な点が多く、薬剤と転倒・骨折の関連を評価する目的で本研究が実施されました。
【結果】
非治療期間と比較し、転倒・骨折の調整発生率比は前治療期間で6.17(95%CI 5.69-6.69)と最も高く、薬剤併用期間で1.35(1.26-1.45)、抗精神病薬単独で1.33(1.24-1.43)、コリンエステラーゼ阻害薬単独で1.17(1.10-1.24)でした。
【臨床へのインパクト】
薬剤開始前の前治療期間に転倒・骨折リスクが最も高かったことから、薬剤以外の基礎疾患などの要因も考慮し、転倒・骨折リスクを評価する必要があるでしょう。治療期間中もリスクは上昇するため、患者の身体・精神状態が安定するまでは、転倒予防策と厳重なモニタリングが引き続き重要と考えられます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

