世界の死産率、2000年から2019年の推移と現状:5歳未満児死亡率改善に比べ進捗は緩慢

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2021-08-28 | DOI:10.1016/S0140-6736(21)01112-0

📄 原題:Global, regional, and national estimates and trends in stillbirths from 2000 to 2019: a systematic assessment.

🔗 PubMed:PMID: 34454675

【背景】

死産は公衆衛生上の大きな課題であり、妊娠・出産ケアの質を測る指標となる。予防可能な死産をなくすため、国連やWHOが行動計画を策定しているが、その第一歩は標準化された死産率の測定である。本研究は、2000年から2019年の195カ国における死産率とその傾向を評価した。

【結果】

2019年の世界の死産数は200万件(90%UI 1.9-2.2)、死産率は13.9/1000総出生(90%UI 13.5-15.4)であった。西・中央アフリカが22.8/1000総出生と最も高く、西ヨーロッパは2.9/1000総出生と最も低かった。2000年から2019年の死産率の年間減少率は2.3%であり、新生児死亡率(2.9%)や1-59ヶ月児死亡率(4.3%)の減少率より低かった。

【臨床へのインパクト】

死産率の改善は5歳未満児死亡率の改善に比べて遅く、特にサハラ以南アフリカなど高死産率地域での取り組み強化が急務である。日本の臨床現場に直接的な影響は少ないが、国際的な公衆衛生課題として、死産に関する意識向上、データ収集改善、進捗評価、地域ごとの公衆衛生優先順位の理解、そしてそれらへの投資の重要性を認識するきっかけとなるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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