片頭痛予防薬アトゲパント、経口CGRP受容体拮抗薬の有効性と安全性
【背景】
経口CGRP受容体拮抗薬アトゲパントは片頭痛予防治療薬として期待されている。既存の治療法で十分な効果が得られない患者や、注射薬に抵抗がある患者にとって新たな選択肢となる可能性があり、その有効性と安全性を評価する大規模な第3相試験が実施された。
【結果】
12週間の治療で、アトゲパント(10mg、30mg、60mg)はプラセボと比較して月間片頭痛日数を有意に減少させた。プラセボ群の-2.5日に対し、アトゲパント群では-3.7日(10mg)、-3.9日(30mg)、-4.2日(60mg)の減少が認められ、プラセボとの差は-1.2日(95%CI, -1.8〜-0.6)から-1.7日(95%CI, -2.3〜-1.2)であった(全用量でp<0.001)。
【臨床へのインパクト】
経口アトゲパントは、月間片頭痛日数の減少においてプラセボより優れていることが示された。注射薬であるCGRP抗体薬の代替として、あるいはそれらの効果が不十分な患者に対する新たな経口選択肢として、本薬剤が日本の片頭痛診療に導入される可能性を示唆する。ただし、便秘や悪心といった副作用が認められており、長期的な安全性についてはさらなる大規模試験での検証が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

