HIV予防に注射型カボテグラビルは経口TDF-FTCより優れる、MSM・トランス女性対象
【背景】
HIV感染予防のための曝露前予防(PrEP)において、より選択肢を増やすため、安全で有効な長時間作用型注射剤が求められていた。本研究は、MSMおよびトランスジェンダー女性における注射型カボテグラビルの有効性と安全性を評価した。
【結果】
カボテグラビル群(13例、0.41/100人年)はTDF-FTC群(39例、1.22/100人年)と比較し、HIV感染発生率が有意に低かった(ハザード比0.34、95%CI 0.18-0.62)。注射部位反応はカボテグラビル群で81.4%と高頻度であったが、安全性に関する懸念は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
HIV感染リスクの高いMSMやトランスジェンダー女性において、2ヶ月に1回の注射型カボテグラビルは、毎日の経口TDF-FTCよりも優れた予防効果を示す。これにより、服薬アドヒアランスの問題を抱える患者の新たな選択肢となりうる。しかし、カボテグラビルPrEP失敗時のINSTI耐性やHIV検出遅延の可能性を考慮した対策が必要となる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

