COVID-19肺炎入院患者へのトファシチニブ投与、死亡または呼吸不全リスクを低減
【背景】
COVID-19肺炎で入院中の患者に対するヤヌスキナーゼ阻害薬トファシチニブの有効性と安全性は不明でした。本研究は、入院中のCOVID-19肺炎患者におけるトファシチニブの効果を検証しました。
【結果】
289名の患者がランダム化され、28日までの死亡または呼吸不全の累積発生率はトファシチニブ群18.1%、プラセボ群29.0%でした(リスク比0.63、95%CI 0.41-0.97、P=0.04)。全死因死亡率はトファシチニブ群2.8%、プラセボ群5.5%でした。重篤な有害事象は両群で同程度でした。
【臨床へのインパクト】
COVID-19肺炎で入院中の患者において、トファシチニブは死亡または呼吸不全のリスクをプラセボと比較して有意に低減する可能性が示唆されました。特にステロイド併用下での有効性が確認されており、重症COVID-19肺炎患者の治療選択肢の一つとして、今後の診療ガイドラインに影響を与える可能性があります。ただし、全死因死亡率への明確な影響は示されていません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

