KRASG12C阻害薬に対する獲得耐性メカニズムを解明、多様な経路が関与

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2021-06-24 | DOI:10.1056/NEJMoa2105281

📄 原題:Acquired Resistance to KRASG12C Inhibition in Cancer.

🔗 PubMed:PMID: 34161704

【背景】

KRASG12C変異を有する癌に対し、アダグラシブやソトラシブといったKRASG12C阻害薬は有望な活性を示している。しかし、これらの治療に対する獲得耐性メカニズムはこれまで不明であった。本研究は、その耐性メカニズムを明らかにすることを目的とした。

【結果】

アダグラシブ単剤療法を受けたKRASG12C変異癌患者38例のうち、17例(45%)で耐性メカニズムが検出され、うち7例(18%)は複数のメカニズムを合併していた。獲得性のKRAS変異(G12D/R/V/W、G13D、Q61Hなど)やKRASG12Cアレル高レベル増幅に加え、MET増幅、NRAS、BRAF、MAP2K1、RETの活性化変異、ALK、RETなどの融合遺伝子、NF1、PTENの機能喪失変異といったバイパス経路が確認された。

【臨床へのインパクト】

KRASG12C阻害薬に対する耐性メカニズムが多様であることが示された。これは、単一の耐性メカニズムを標的とする治療戦略では不十分であり、複数の耐性経路を同時に標的とする併用療法や、治療抵抗性獲得後の新たな治療戦略の開発が求められることを示唆する。耐性メカニズムの特定は、個別化された治療選択に繋がる可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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