卵巣癌集団検診の長期追跡:死亡率減少効果は認められず

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2021-06-05 | DOI:10.1016/S0140-6736(21)00731-5

📄 原題:Ovarian cancer population screening and mortality after long-term follow-up in the UK Collaborative Trial of Ovarian Cancer Screening (UKCTOCS): a randomised controlled trial.

🔗 PubMed:PMID: 33991479

【背景】

卵巣癌は進行期での診断が多く予後不良であるため、集団検診による死亡率減少効果を検証する目的でUKCTOCS試験が実施された。本研究は、その長期追跡データに基づき卵巣癌死亡率への影響を報告する。

【結果】

中央値16.3年の追跡期間で、多段階スクリーニング群(MMS)ではステージIの発生率が47.2%増加し、ステージIVは24.5%減少した。しかし、卵巣・卵管癌による死亡率は、MMS群(p=0.58)および経腟超音波スクリーニング群(USS)(p=0.36)ともに、非スクリーニング群と比較して有意な減少は認められなかった。

【臨床へのインパクト】

本研究結果は、卵巣癌集団検診が死亡率減少に寄与しないことを示唆しており、現時点での一般集団への卵巣癌検診の推奨は困難である。早期発見によるステージ進行度の改善は認められたものの、それが生命予後改善には繋がらなかったため、今後の日本の臨床現場においても、卵巣癌のスクリーニング導入には慎重な検討が必要となるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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