脳底動脈閉塞による脳卒中に対する血管内治療、標準治療との優位性示せず
【背景】
脳底動脈閉塞による脳卒中に対する血管内治療の有効性は、これまで十分に検討されていなかった。本研究は、発症6時間以内の患者を対象に、血管内治療と標準内科治療を比較し、その有効性と安全性を評価した。
【結果】
血管内治療群154例と内科治療群146例を比較した。90日時点での良好な機能的転帰(mRS 0-3)は、血管内治療群で44.2%、内科治療群で37.7%であり、有意差は認められなかった(リスク比 1.18、95%CI 0.92-1.50)。症候性頭蓋内出血は血管内治療群で4.5%、内科治療群で0.7%に発生した。
【臨床へのインパクト】
本研究では脳底動脈閉塞性脳卒中に対する血管内治療の優位性は示されなかったものの、主要アウトカムの信頼区間が広いため、血管内治療の大きなベネフィットを否定するものではない。現状、血管内治療をルーチンで推奨する根拠は不足しており、今後の大規模研究の結果が待たれる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

