集中治療室生存者の自殺・自傷リスク上昇、精神疾患や侵襲的治療が関連

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2021-05-05 | DOI:10.1136/bmj.n973

📄 原題:Suicide and self-harm in adult survivors of critical illness: population based cohort study.

🔗 PubMed:PMID: 33952509

【背景】

集中治療室(ICU)で重症疾患を乗り越えた患者が退院後、自殺や自傷行為のリスクに晒される可能性は不明でした。本研究は、ICU生存者の退院後の精神的健康状態を評価し、そのリスク要因を特定することを目的に実施されました。

【結果】

423,060人のICU生存者を対象とした結果、非ICU入院患者と比較して自殺のリスクが1.22倍(95%CI 1.11-1.33)、自傷のリスクが1.15倍(95%CI 1.12-1.19)高いことが判明しました。また、ICU生存者において既存の精神疾患や侵襲的治療が自殺・自傷リスクと関連していました。

【臨床へのインパクト】

重症疾患から回復しICUを退室した患者において、退院後の自殺や自傷リスクが高いことが示されました。特に、入院前のうつ病、不安症、PTSDの既往や、侵襲的機械換気、腎代替療法を受けた患者は高リスクです。これらの予後因子を把握し、早期介入を行うことで、日本の臨床現場における精神科医やリエゾンチームの関与を強化し、患者の精神的苦痛を軽減できる可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

PROFESSOR'S ROUND

現場のプロが選ぶ、
特別な1着を。

洗練されたデザインと最高の機能性を両立した白衣専門店。

公式サイトを見る >
プロフェッサーズラウンドの白衣
上部へスクロール