敗血症人工呼吸患者の鎮静、デクスメデトミジンとプロポフォールで転帰に差なし
【背景】
敗血症で人工呼吸管理中の成人患者に対する鎮静は、軽度鎮静が推奨されており、デクスメデトミジンとプロポフォールが主に用いられます。これら薬剤の覚醒度、免疫、炎症への影響は異なりますが、臨床転帰に差があるかは不明でした。
【結果】
敗血症人工呼吸患者422名を対象とした多施設二重盲検試験の結果、デクスメデトミジン群とプロポフォール群で、主要評価項目である14日間のせん妄・昏睡のない生存日数に差はありませんでした(調整中央値10.7日 vs 10.8日、オッズ比0.96、95%CI 0.74-1.26)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、敗血症で人工呼吸管理中の成人患者に対し、推奨される軽度鎮静を行う場合、デクスメデトミジンとプロポフォールのどちらを使用しても、せん妄・昏睡のない生存日数、人工呼吸器非装着日数、90日死亡率、6ヶ月後の認知機能に差がないことを示しました。これにより、薬剤選択の際に、これらの転帰を考慮する必要性は低いと考えられます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

