急性低酸素性呼吸不全患者、酸素飽和度目標値は低めでも高めでも90日死亡率に差なし
【背景】
ICUの急性低酸素性呼吸不全患者に対し、酸素投与は必須だが、最適な酸素化目標値は不明瞭。低めの目標値が死亡率を低下させるか、高めの目標値と比較し検討された。
【結果】
90日死亡率は、低酸素化群で42.9%(1441人中618人)、高酸素化群で42.4%(1447人中613人)と両群間で有意差はなかった(調整リスク比 1.02、95%CI 0.94-1.11、p=0.64)。ショックや心筋虚血などの新規合併症発生率も同程度だった。
【臨床へのインパクト】
急性低酸素性呼吸不全患者において、Pao2 60 mmHgを目標とする低めの酸素化と、90 mmHgを目標とする高めの酸素化では90日死亡率に差がないことが示された。これにより、厳密なPao2目標値設定に過度に拘泥することなく、患者の状態に応じた柔軟な酸素管理が可能となるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

