ステージIII結腸癌術後補助化学療法へのセレコキシブ追加、無病生存期間改善せず
【背景】
アスピリンやCOX-2阻害薬は、大腸ポリープや癌のリスク低減との関連が示唆されてきた。しかし、非転移性結腸癌に対するCOX-2阻害薬セレコキシブの効果は不明であったため、本研究で検証された。
【結果】
ステージIII結腸癌患者2524例を対象に、補助化学療法FOLFOXにセレコキシブまたはプラセボを3年間追加。3年無病生存率はセレコキシブ群76.3%に対しプラセボ群73.4%(ハザード比0.89、95%CI 0.76-1.03、p=0.12)で、有意な改善は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、ステージIII結腸癌患者の術後補助化学療法にセレコキシブを3年間追加しても、無病生存期間を有意に改善しないことを示している。このため、現在のところ、セレコキシブがステージIII結腸癌の標準治療に追加される可能性は低いと考えられる。高血圧やクレアチニン上昇などの有害事象もセレコキシブ群で増加傾向にあった。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

