虚血性心疾患疑い患者への高流量酸素投与、30日死亡率に影響なし

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2021-03-02 | DOI:10.1136/bmj.n355

📄 原題:High flow oxygen and risk of mortality in patients with a suspected acute coronary syndrome: pragmatic, cluster randomised, crossover trial.

🔗 PubMed:PMID: 33653685

【背景】

急性冠症候群(ACS)疑い患者に対する高流量酸素投与の有効性や安全性は、これまで明確ではありませんでした。本研究は、高流量酸素が30日死亡率に与える影響を大規模な実臨床データで検証しました。

【結果】

疑いACS患者40,872例において、高流量酸素群の30日死亡率は3.0%(613例)、低流量酸素群は3.1%(642例)でした(オッズ比0.97, 95%CI 0.86-1.08)。STEMI患者では高流量群8.8%、低流量群10.6%(0.81, 0.66-1.00)、NSTEMI患者では高流量群3.6%、低流量群3.5%(1.05, 0.85-1.29)でした。

【臨床へのインパクト】

本研究は、大規模な実臨床データに基づき、ACS疑い患者に対する高流量酸素投与が、30日死亡率の増減に影響しないことを示しました。これは、日本の臨床現場において、ACS疑い患者へのルーチンな高流量酸素投与の必要性を再考するきっかけとなる可能性があります。特に、酸素飽和度が保たれている患者では、過剰な酸素投与を避ける方針が支持されるかもしれません。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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