新生児における二尖大動脈弁の有病率と大動脈症の関連性:コペンハーゲン大規模コホート研究
【背景】
二尖大動脈弁(BAV)の有病率と特徴は、これまで限られたコホートから報告されており、その実態は不明でした。BAVは大動脈症と関連しますが、これが胎児期の発生学的異常なのか、あるいは弁の異常な血流力学に続発するものなのかは明らかではありませんでした。
【結果】
25,556人の新生児を対象とした大規模コホート研究の結果、BAVの有病率は0.77%(95% CI, 0.67%-0.88%)でした。BAV新生児の33.2%に大動脈症(大動脈径Zスコア3以上または大動脈縮窄)を認めました。BAV群では非BAV群と比較して、大動脈弁逆流が13.4%多く(95% CI, 7.8%-18.9%)、大動脈基部径と上行大動脈径が有意に大きいことが示されました。
【臨床へのインパクト】
本研究は、新生児におけるBAVの有病率を大規模コホートで明確にし、その約3分の1に胎児期から大動脈症を伴うことを示しました。これは、BAVが大動脈症の胎児期からの発生学的異常であることを強く示唆します。BAVと診断された新生児に対しては、出生早期から大動脈症の合併に注意し、より綿密な経過観察や介入の検討が必要となる可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

