院外心停止に対する亜硝酸ナトリウムは入院時生存率を改善しない

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2021-01-12 | DOI:10.1001/jama.2020.24326

📄 原題:Effect of Out-of-Hospital Sodium Nitrite on Survival to Hospital Admission After Cardiac Arrest: A Randomized Clinical Trial.

🔗 PubMed:PMID: 33433575

【背景】

亜硝酸ナトリウムは心停止の動物モデルで蘇生時の生存率を改善することが示唆されていたが、ヒトでの有効性は不明であった。本研究は、院外心停止患者における亜硝酸ナトリウムの有効性を検証した。

【結果】

院外心停止患者1502名を対象とした無作為化比較試験で、亜硝酸ナトリウム45mg群、60mg群、プラセボ群に割り付けた。主要評価項目である入院時生存率は、45mg群41%、60mg群43%、プラセボ群44%で、プラセボ群との差はそれぞれ-2.9%(95%CI -8.0%~∞; p=0.82)、-1.3%(95%CI -6.5%~∞; p=0.66)であり、有意な改善は認められなかった。

【臨床へのインパクト】

院外心停止患者に対する蘇生時の亜硝酸ナトリウム投与は、入院時生存率を改善せず、他の副次的評価項目にも有意差は認められなかった。この結果は、院外心停止の蘇生プロトコルに亜硝酸ナトリウムを導入することを支持しない。臨床現場での新たな治療選択肢とはならないだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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