スウェーデン医師の2割は親も医師、30年で3倍増、医学は「家業化」の傾向

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2020-12-16 | DOI:10.1136/bmj.m4453

📄 原題:Does medicine run in the family-evidence from three generations of physicians in Sweden: retrospective observational study.

🔗 PubMed:PMID: 33328192

【背景】

医師という職業が家族内で受け継がれる「職業の遺伝性」がどの程度あるのか、またその傾向が時間とともに変化しているのかは不明でした。本研究では、スウェーデンの大規模な行政データを用いて、医師の家系を3世代にわたって分析し、この疑問を解明することを目的としました。

【結果】

1950〜90年生まれのスウェーデン人医師27,788人のうち、14%に医師の親が一人おり、2%は両親が医師でした。医師の親を持つ医師の割合は、1950〜59年生まれの6%から、1980〜90年生まれでは20%へと有意に増加しました(P<0.001)。この傾向は弁護士では見られませんでした。

【臨床へのインパクト】

スウェーデンでは、医師という職業が家族内で受け継がれる傾向が近年強まっていることが示唆されました。これは単に高収入の職業が世代間で引き継がれる現象とは異なり、医学が「家業化」している可能性を示唆します。日本の医療現場においても、医師のなり手が家系に偏ることで、多様な人材の確保や地域偏在、専門科偏在などに影響を及ぼす可能性があり、今後の医師確保政策を考える上で示唆を与えうるかもしれません。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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