軽症COVID-19外来患者へのフルボキサミン投与、臨床的悪化を抑制
【背景】
COVID-19は過剰な免疫反応から重症化することがある。フルボキサミンはシグマ-1受容体を刺激し、サイトカイン産生を調節することで臨床的悪化を予防する可能性があり、その効果を検証した。
【結果】
症状のあるCOVID-19外来患者152人を対象とした無作為化比較試験で、フルボキサミン群80人中0人、プラセボ群72人中6人が臨床的悪化を認めた。生存分析による絶対差は8.7%(95%CI, 1.8%-16.4%)で、フルボキサミン群で有意に悪化が少なかった(log-rank P=0.009)。
【臨床へのインパクト】
本研究は軽症COVID-19外来患者におけるフルボキサミンの臨床的悪化抑制効果を示唆する。ただし、サンプルサイズが小さく、追跡期間も短いため、大規模な臨床試験での検証が必要である。現時点では、COVID-19に対する標準治療としての位置づけには至らないが、今後の治療選択肢となりうる可能性を秘めている。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

