COVID-19入院患者へのロピナビル・リトナビル併用療法、28日死亡率改善なし
【背景】
ロピナビル・リトナビルは、in vitro活性や前臨床・観察研究に基づきCOVID-19治療薬として提案されていました。本研究は、COVID-19入院患者におけるロピナビル・リトナビルが転帰を改善するか検証するために実施されました。
【結果】
ロピナビル・リトナビル群(1616例)と通常ケア群(3424例)の28日全死因死亡率は、それぞれ23%と22%でした(rate ratio 1.03, 95% CI 0.91-1.17; p=0.60)。入院期間や人工呼吸器装着または死亡への進行リスクにも有意差はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
COVID-19入院患者に対するロピナビル・リトナビル併用療法は、28日死亡率、入院期間、人工呼吸器装着または死亡への進行リスクのいずれも改善しないことが示されました。この結果は、COVID-19入院患者へのロピナビル・リトナビル使用を支持するものではなく、臨床現場での処方を見直す根拠となるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

