米国透析患者における新型コロナ抗体保有率、人種・地域差と診断率の乖離

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2020-10-24 | DOI:10.1016/S0140-6736(20)32009-2

📄 原題:Prevalence of SARS-CoV-2 antibodies in a large nationwide sample of patients on dialysis in the USA: a cross-sectional study.

🔗 PubMed:PMID: 32987007

【背景】

米国透析患者は社会経済的に恵まれないコミュニティの特性を持つことが多く、月次ルーチン検査の機会がある。これを利用し、SARS-CoV-2抗体保有率を偏りなく繰り返し評価できるため、その実態調査が行われた。

【結果】

2020年7月の米国透析患者28,503人の抗体保有率は8.0%(95% CI 7.7-8.4)、米国成人人口に標準化すると9.3%(8.8-9.9)だった。抗体陽性者のうち診断されていたのは9.2%(8.7-9.8)に過ぎなかった。非ヒスパニック系黒人居住地域では非ヒスパニック系白人地域と比較し、抗体陽性のオッズ比が3.9(3.4-4.6)と高かった。

【臨床へのインパクト】

COVID-19パンデミックの第1波において、米国成人人口の10%未満しか抗体を獲得しておらず、抗体保有者の10%未満しか診断されていなかったことが示唆された。特に人種的・民族的マイノリティや人口密集地域での感染拡大が顕著であり、今後の公衆衛生対策ではこれらのコミュニティへの特化した介入が重要となる可能性が示唆される。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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