血漿ACE2高値は死亡・心血管イベント・糖尿病リスク増と関連、グローバルコホート研究
【背景】
レニン・アンジオテンシン系の生理的拮抗因子であるACE2が、血漿中で高値の場合に死亡や心血管疾患イベントのリスクが増加するかどうかは不明でした。本研究では、この関連性を世界規模のコホートで評価しました。
【結果】
10,753名の参加者において、血漿ACE2濃度の上昇は総死亡リスクを1SDあたり1.35倍(95%CI 1.29-1.43)増加させました。心不全、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病のリスクも同様に増加し、これらの関連は年齢、性別、人種、従来の心血管リスク因子とは独立していました。
【臨床へのインパクト】
血漿ACE2濃度は、従来の心血管リスク因子に加えて、死亡や心血管イベント、糖尿病の新たな予測因子となる可能性が示唆されました。将来的に、ACE2の測定がリスク層別化に組み込まれることで、ハイリスク患者の早期発見や介入の検討に繋がるかもしれません。ただし、現時点ではあくまで予測因子であり、直接的な治療標的とするにはさらなる研究が必要です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

