臨床意思決定支援システムは診療プロセスをわずかに改善、臨床アウトカムへの影響は限定的
【背景】
コンピュータ化された臨床意思決定支援システム(CDSS)は、推奨されるケアの提供を改善すると期待されている。しかし、その効果の絶対的な改善幅や、多様な臨床現場や介入目標における効果のばらつきについては十分に検討されていなかった。
【結果】
108の研究(122試験)のメタアナリシスで、CDSSは推奨されるケアを受ける患者の割合を5.8%(95%CI 4.0%〜7.6%)増加させた。この効果はばらつきが大きく(I2=76%)、上位25%の改善は10%〜62%であった。臨床エンドポイントを報告した30試験では、CDSSはガイドライン目標達成患者の割合を中央値0.3%(四分位範囲 -0.7%〜1.9%)増加させた。
【臨床へのインパクト】
CDSSは、診療プロセスを小〜中程度に改善するが、臨床アウトカムに与える影響は限定的である可能性が示唆された。特に、血圧や脂質管理などのガイドライン目標達成率への影響はわずかであった。CDSS導入を検討する際は、改善が見込まれるプロセスと、それが患者の臨床アウトカムにどの程度貢献するかを慎重に評価する必要があるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

