皮下植え込み型除細動器は経静脈型に非劣性、デバイス合併症と不適切ショックを複合評価

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2020-08-06 | DOI:10.1056/NEJMoa1915932

📄 原題:Subcutaneous or Transvenous Defibrillator Therapy.

🔗 PubMed:PMID: 32757521

【背景】

経静脈植え込み型除細動器(TV-ICD)はリード関連合併症が課題であり、リードが不要な皮下植え込み型除細動器(S-ICD)が開発された。しかし、両者の比較は観察研究が主で、エビデンスが不足していたため、非劣性試験が実施された。

【結果】

49.1ヶ月追跡で、主要複合エンドポイント(デバイス関連合併症+不適切ショック)発生率はS-ICD群15.1%、TV-ICD群15.7%(HR 0.99、95%CI 0.71-1.39)と、S-ICDはTV-ICDに対し非劣性を示した(P=0.01)。デバイス関連合併症はS-ICD群で少ない傾向(HR 0.69)、不適切ショックはS-ICD群で多い傾向(HR 1.43)がみられた。

【臨床へのインパクト】

ペーシング適応のないICD植え込み患者において、S-ICDはTV-ICDと比較してデバイス関連合併症と不適切ショックの複合アウトカムで非劣性であることが示された。TV-ICDのリード関連合併症を懸念する症例では、S-ICDが選択肢となりうる。ただし、S-ICDでは不適切ショックの頻度が高い傾向があるため、患者選択と術前評価がより重要になるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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