体外受精における全胚凍結と新鮮胚移植、妊娠継続率に差なし
【背景】
体外受精(IVF)において、採卵周期に新鮮胚を移植する新鮮胚移植と、全ての胚を凍結し別周期に移植する全胚凍結のどちらが妊娠率が高いか、特に規則的な月経周期を持つ女性での比較は不明でした。この研究は、両戦略の妊娠継続率を比較することを目的としました。
【結果】
規則的な月経周期を持つ女性において、全胚凍結群と新鮮胚移植群の妊娠継続率に有意差はありませんでした(全胚凍結群 27.8% vs 新鮮胚移植群 29.6%; リスク比 0.98, 95%CI 0.87-1.10, P=0.76)。生児出生率にも有意差は認められませんでした(全胚凍結群 27.4% vs 新鮮胚移植群 28.7%; リスク比 0.98, 95%CI 0.87-1.10, P=0.83)。
【臨床へのインパクト】
規則的な月経周期を持つ女性に対する体外受精において、全胚凍結戦略は新鮮胚移植戦略と比較して、妊娠継続率や生児出生率の向上には寄与しないことが示唆されました。卵巣過剰刺激症候群のリスクが低いと判断される場合、全胚凍結戦略を無差別に適用することには慎重な検討が必要であり、新鮮胚移植が引き続き有効な選択肢となり得ます。全胚凍結群では妊娠までの期間が長くなることも考慮すべき点です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

