地域中核病院と非地域中核病院の死亡率差は診断コード記載法の違いで説明可能か
【背景】
地域中核病院(CAH)は地方医療を担うが、非CAHと比較して死亡率が高いとの報告がある。しかし、CAHは償還制度の違いから診断コードの報告数が少ない可能性があり、これがリスク調整後のアウトカム比較に影響する可能性が指摘されていた。
【結果】
2007-2017年の農村部メディケア受給者入院患者約410万件を解析。CAHでは非CAHより診断コード記載数が有意に少なかった。入院時併存疾患で調整した短期死亡率は、ほとんどの年でCAHと非CAH間に有意差はなかった。HCCスコアで調整した死亡率は2017年でCAH 15.97% vs 非CAH 12.46%(差 3.52% [95%CI, 3.09-3.94])と有意差があった。
【臨床へのインパクト】
この研究結果は、地域中核病院と非地域中核病院間のリスク調整後短期死亡率の差が、入院中の併存疾患の診断コード記載方法の違いによって説明されうることを示唆している。もしこの知見が日本の医療制度にも当てはまるなら、病院間の質の比較や評価を行う際には、診断コードの記載慣行の違いを考慮する必要があるだろう。特に地方の病院の評価において、過小評価を防ぐ上で重要な視点を提供する。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

