重症COVID-19に対する回復期血漿療法、臨床改善までの期間を有意に短縮せず

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2020-08-04 | DOI:10.1001/jama.2020.10044

📄 原題:Effect of Convalescent Plasma Therapy on Time to Clinical Improvement in Patients With Severe and Life-threatening COVID-19: A Randomized Clinical Trial.

🔗 PubMed:PMID: 32492084

【背景】

COVID-19治療として回復期血漿が期待されるが、ランダム化比較試験のデータが不足していた。本研究は、重症または生命を脅かすCOVID-19患者に対する回復期血漿療法の有効性と有害事象を評価した。

【結果】

回復期血漿群(52名)と標準治療群(51名)で、28日以内の臨床改善までの期間に有意差なし(HR 1.40, 95% CI 0.79-2.49, P=0.26)。重症例では回復期血漿群が臨床改善率91.3%に対し標準治療群68.2%(HR 2.15, 95% CI 1.07-4.32, P=0.03)と有意差を認めたが、生命を脅かす病態では有意差なし。

【臨床へのインパクト】

本研究では重症COVID-19患者に対する回復期血漿療法は、全体として28日以内の臨床改善までの期間を有意に短縮しなかった。ただし、試験の早期中止により検出力が不足した可能性が指摘されており、この結果だけで回復期血漿療法の有効性を完全に否定することはできない。今後の大規模研究の結果を待つ必要がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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