米国病院の人工呼吸器トリアージ方針、半数以上が未策定、SOFAスコアを多く採用
【背景】
COVID-19パンデミックは医療システムを逼迫させ、人工呼吸器の不足が懸念される。多くの施設でトリアージ方針が策定されているが、その実態や内容の比較は不足していた。本研究は米国病院における人工呼吸器トリアージ方針の策定状況と内容を調査した。
【結果】
67施設中、36施設(53.7%)が方針を未策定。分析対象の26方針中、最も頻繁に引用されたトリアージ基準は「利益」(96.2%)、次いで「必要性」(53.8%)。21方針(80.8%)がスコアリングシステムを使用し、そのうち20方針(95.2%)でSOFAスコアの改訂版が用いられていた。
【臨床へのインパクト】
米国ではCOVID-19パンデミック下でも人工呼吸器トリアージ方針の策定が遅れており、内容も多様であることが示唆された。日本においても、有事の際の医療資源配分に関する明確なガイドラインや意思決定プロセスが未整備である可能性があり、本研究結果は、トリアージ方針策定の必要性と、SOFAスコアなどの客観的指標導入の検討を促すものとなるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

