重症化予測された胆石膵炎への緊急ERCPは保存的治療より転帰改善しない

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2020-07-18 | DOI:10.1016/S0140-6736(20)30539-0

📄 原題:Urgent endoscopic retrograde cholangiopancreatography with sphincterotomy versus conservative treatment in predicted severe acute gallstone pancreatitis (APEC): a multicentre randomised controlled trial.

🔗 PubMed:PMID: 32682482

【背景】

胆管炎を伴わない重症胆石膵炎において、緊急ERCPと乳頭括約筋切開術が患者の転帰を改善するかは不明でした。本研究は、予測される重症急性胆石膵炎患者に対する緊急ERCPと保存的治療を比較しました。

【結果】

主要評価項目(死亡または主要合併症の複合)は、緊急ERCP群で38%(45/117)、保存的治療群で44%(50/113)でした(リスク比 0.87、95%CI 0.64-1.18、p=0.37)。胆管炎の発生は緊急ERCP群2%に対し、保存的治療群10%と有意に低値でした。

【臨床へのインパクト】

本研究の結果は、胆管炎を伴わない重症化予測された胆石膵炎患者において、緊急ERCPが主要合併症や死亡率を減少させないことを示唆しています。日本の臨床現場では、胆管炎や持続性胆汁うっ滞を伴わない限り、予測される重症急性胆石膵炎に対しては保存的治療を優先する戦略が支持される可能性があります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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