ロボット支援下と腹腔鏡下腹壁瘢痕ヘルニア修復術、術後90日入院日数に差なくロボットは手術時間と費用増

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2020-07-14 | DOI:10.1136/bmj.m2457

📄 原題:Robotic versus laparoscopic ventral hernia repair: multicenter, blinded randomized controlled trial.

🔗 PubMed:PMID: 32665218

【背景】

腹壁瘢痕ヘルニア修復術において、ロボット支援下手術は腹腔鏡下手術と比較して術後入院期間の短縮が期待されてきました。本研究は、ロボット支援下手術の優位性を検証するため、両術式を直接比較する多施設共同無作為化比較試験を実施しました。

【結果】

術後90日間の入院日数中央値は、ロボット支援下群、腹腔鏡下群ともに0日で差はありませんでした(相対リスク 0.90, 95%信頼区間 0.37-2.19, P=0.82)。しかし、ロボット支援下手術は手術時間が有意に長く(141分 vs 77分、平均差 62.89分、P≤0.001)、医療費も高額でした($15,865 vs $12,955、コスト比 1.21、P=0.004)。

【臨床へのインパクト】

本研究の結果は、腹壁瘢痕ヘルニア修復術において、ロボット支援下手術が腹腔鏡下手術と比較して術後入院期間の短縮に寄与しないことを示唆しています。むしろ、手術時間の延長と医療費の増加というデメリットが明らかになりました。国内でのロボット支援下腹壁瘢痕ヘルニア修復術の適応や費用対効果について、再検討の必要性を示唆する重要な知見となるでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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