世界27カ国における心血管疾患の性差:リスク、治療、発症、死亡率の比較
【背景】
高所得国では女性の心血管疾患(CVD)治療が男性より少ないとの報告があるが、地域住民ベースの包括的なデータは不足していた。特にCVDの大部分を占める低・中所得国(LMICs)を含め、性差を比較する情報が求められていた。
【結果】
女性は男性に比べCVDリスク因子負担が低く、一次予防策の実施頻度が高かった。CVD発症率(女性4.1/1000人年 vs 男性6.4/1000人年、aHR 0.75)および全死亡率(女性4.5/1000人年 vs 男性7.4/1000人年、aHR 0.62)も女性で低かった。二次予防治療は女性で少なかったが、CVD再発率(女性20.0/1000人年 vs 男性27.7/1000人年、aHR 0.73)および30日死亡率(女性22% vs 男性28%)は女性で低かった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、一次予防では女性が男性より積極的である一方、二次予防では女性への介入が少ないにもかかわらず、CVD発症および死亡率が女性で低いことを示唆する。特にLMICsでは性差が顕著であり、CVD予防・治療の改善は男女ともに、特にLMICsで喫緊の課題である。日本の臨床現場でも、性差を考慮したCVD管理の最適化が求められる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

