介護施設入居高齢者へのプロバイオティクス投与、抗菌薬使用日数に影響なし
【背景】
介護施設入居高齢者ではプロバイオティクスが頻繁に使われるが、感染予防や抗菌薬使用削減効果のエビデンスは不足していた。本研究は、日常的なプロバイオティクス投与が介護施設入居者の抗菌薬使用を減らすかを検証した。
【結果】
310名の介護施設入居者を対象とした無作為化比較試験で、プロバイオティクス群の累積抗菌薬投与日数は平均12.9日(95%CI 0-18.05)、プラセボ群は平均12.0日(95%CI 0-16.95)だった。両群間に有意差はなく(絶対差0.9日、95%CI -3.25-5.05、p=0.50)、抗菌薬使用を減らす効果は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果は、英国の介護施設入居高齢者において、Lactobacillus rhamnosus GGとBifidobacterium animalis subsp lactis BB-12の併用プロバイオティクスが、あらゆる原因の感染症に対する抗菌薬使用を減らさないことを示している。この知見は、日本の介護施設におけるプロバイオティクスの日常的な使用を支持するものではなく、現時点では抗菌薬削減目的での積極的な処方は推奨されない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

