原発性アルドステロン症は高血圧の重症度と並行し広く潜在、本態性高血圧の病態に関与か
【背景】
原発性アルドステロン症はレニン非依存性のアルドステロン産生亢進で高血圧や心血管疾患を引き起こす。しかしその有病率は十分に認識されていない。本研究は、レニン非依存性アルドステロン産生亢進および生化学的に明らかな原発性アルドステロン症の有病率を血圧レベル別に評価した。
【結果】
血圧レベルに関わらずレニン非依存性アルドステロン産生亢進は連続的に存在し、産生亢進の重症度が高いほど血圧が高く、カリウム排泄が多く、血清カリウム値が低かった。生化学的に明らかな原発性アルドステロン症の有病率は、正常血圧で11.3%(95% CI, 5.9%〜16.8%)、高血圧ステージ1で15.7%(CI, 8.6%〜22.9%)、高血圧ステージ2で21.6%(CI, 16.1%〜27.0%)、治療抵抗性高血圧で22.0%(CI, 17.2%〜26.8%)だった。
【臨床へのインパクト】
原発性アルドステロン症の有病率は非常に高く、特に高血圧患者ではその割合が2割を超え、これまで見過ごされてきた可能性が示唆される。また、レニン非依存性アルドステロン産生亢進が本態性高血圧の病態に関与する可能性も示唆された。この知見は、高血圧診療における原発性アルドステロン症のスクリーニングや診断基準、さらには治療戦略の見直しに繋がる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

