1型糖尿病性腎症患者へのアロプリノール投与、腎機能低下抑制効果は認めず
【背景】
高尿酸血症は糖尿病性腎臓病リスクと関連し、1型糖尿病早期〜中等度腎症患者においてアロプリノールによる尿酸降下がGFR低下を抑制する可能性が示唆されていた。
【結果】
3年間のアロプリノール投与後、2ヶ月のウォッシュアウト期間を経て、アロプリノール群とプラセボ群のGFR(イオヘキソール法)のベースライン調整後平均値の差は0.001 mL/分/1.73 m2(95%CI -1.9〜1.9、P=0.99)で有意差なし。
【臨床へのインパクト】
1型糖尿病で早期〜中等度の糖尿病性腎症を合併し、血清尿酸値が4.5 mg/dL以上の患者に対し、アロプリノールによる尿酸降下は腎機能低下抑制や尿中アルブミン排泄率改善といった臨床的に意義のある腎アウトカムの改善効果を示さなかった。本結果は、高尿酸血症を合併する1型糖尿病性腎症患者へのアロプリノール処方を再考させる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

