COVID-19と降圧薬、感染・重症化リスクとの関連性について大規模調査
【背景】
COVID-19のウイルス受容体であるACE2が、レニン・アンジオテンシン・アルドステロン系(RAAS)阻害薬によって影響を受ける可能性が指摘されていました。このため、RAAS阻害薬の使用がCOVID-19の感染リスクや重症化リスクを高めるのではないかという懸念がありました。
【結果】
COVID-19検査を受けた12,594例中、陽性者は5,894例(46.8%)で、そのうち1,002例(17.0%)が重症化しました。ACE阻害薬、ARB、β遮断薬、Ca拮抗薬、サイアザイド系利尿薬のいずれも、COVID-19陽性となる可能性の増加とは関連せず、陽性患者における重症化リスクの有意な増加も認められませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、RAAS阻害薬を含む一般的な5種類の降圧薬がCOVID-19の感染リスクや重症化リスクを実質的に高めないことを示唆しています。この結果は、COVID-19パンデミック下においても、高血圧患者に対するこれらの降圧薬の継続的な使用を支持するものであり、安易な減薬や中止を避ける根拠となり得ます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

