ACE阻害薬・ARBとCOVID-19罹患リスク、イタリア大規模研究で関連なし
【背景】
COVID-19パンデミック初期、ACE阻害薬やARBがCOVID-19の罹患リスクや重症化に影響する可能性が懸念されました。しかし、これらの薬剤とCOVID-19リスクの関連は十分に検討されていませんでした。
【結果】
イタリアのCOVID-19患者6272人と対照30759人の大規模ケースコントロール研究では、ACE阻害薬またはARBの使用はCOVID-19罹患リスクと関連しませんでした(ARB調整オッズ比0.95, 95%CI 0.86-1.05; ACE阻害薬調整オッズ比0.96, 95%CI 0.87-1.07)。重症または致死的な経過の患者でも関連は見られませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、ACE阻害薬やARBがCOVID-19の罹患リスクや重症化リスクに影響を与えないことを示唆しています。COVID-19治療薬としてではなく、既存の心血管疾患治療薬としてこれらの薬剤を継続して使用する際の懸念を払拭するデータとなり、日本の臨床現場でも安心して処方継続が可能と考えられます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

