COVID-19入院患者における心血管疾患とACE阻害薬/ARB使用と院内死亡率の関係
【背景】
COVID-19は心血管疾患患者に重症化しやすいと懸念され、ACE阻害薬やARBが有害な影響を及ぼす可能性も指摘されていました。本研究は、これらの関連性を多施設共同の観察研究で評価しました。
【結果】
入院COVID-19患者8910人のうち院内死亡は5.8%でした。65歳超(OR 1.93; 95% CI 1.60-2.41)、冠動脈疾患(OR 2.70; 95% CI 2.08-3.51)、心不全(OR 2.48; 95% CI 1.62-3.79)などが院内死亡リスク増と関連しました。ACE阻害薬(OR 0.33; 95% CI 0.20-0.54)やARB(OR 1.23; 95% CI 0.87-1.74)の使用は院内死亡リスク増とは関連しませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、心血管疾患がCOVID-19患者の院内死亡リスク増加と関連するという先行研究の知見を裏付けました。一方で、ACE阻害薬やARBの使用がCOVID-19患者の院内死亡リスクを増加させるという懸念は否定されました。これにより、COVID-19患者に対するこれらの薬剤の継続使用について、より安心して判断できる根拠となるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

