COVID-19治療におけるヒドロキシクロロキン・クロロキンは院内死亡・不整脈リスクを増加させる

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2020-05-22 | DOI:10.1016/S0140-6736(20)31180-6

📄 原題:RETRACTED: Hydroxychloroquine or chloroquine with or without a macrolide for treatment of COVID-19: a multinational registry analysis.

🔗 PubMed:PMID: 32450107

【背景】

ヒドロキシクロロキンまたはクロロキンはマクロライド系抗菌薬との併用も含めCOVID-19治療に広く用いられていたが、その有効性や安全性は十分評価されていなかった。本研究はCOVID-19患者におけるこれらの治療の安全性と有効性を評価した。

【結果】

COVID-19入院患者96,032例の多国籍レジストリ解析の結果、ヒドロキシクロロキン単独群は対照群と比較して院内死亡リスクが1.335倍 (95% CI 1.223-1.457)、新規心室性不整脈リスクが2.369倍 (95% CI 1.935-2.900) 高かった。他の治療群でも同様に死亡と不整脈リスクの増加が認められた。

【臨床へのインパクト】

本研究は、COVID-19に対するヒドロキシクロロキンまたはクロロキン単独あるいはマクロライド併用療法が、院内死亡率の増加と心室性不整脈の発生頻度の増加と関連することを示唆している。これは、これらの薬剤がCOVID-19治療に推奨されないことを裏付けるものであり、日本の臨床現場においてもCOVID-19患者へのこれらの薬剤の処方は避けるべきである。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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