急性期脳梗塞、血管内血栓除去術単独はアルテプラーゼ併用と機能転帰で非劣性
【背景】
急性期虚血性脳卒中において、血管内血栓除去術前にアルテプラーゼ静注を行うことのベネフィットとリスクは不明確な点がありました。本研究は、この臨床的疑問を解決するため、中国で大規模血管閉塞患者を対象に検証されました。
【結果】
血管内血栓除去術単独群は、アルテプラーゼ併用群に対し、90日時点の機能的転帰(modified Rankin scaleスコア)で非劣性でした(調整済み共通オッズ比 1.07、95%CI 0.81-1.40、非劣性P=0.04)。ただし、血栓除去術前の再灌流達成率(2.4% vs 7.0%)および全体での再灌流達成率(79.4% vs 84.5%)は単独群で低値でした。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、急性期脳梗塞における大規模血管閉塞に対し、血管内血栓除去術単独がアルテプラーゼ静注併用と同程度の機能的転帰をもたらす可能性を示唆します。これは、アルテプラーゼの禁忌がある患者や、治療開始までの時間を短縮したい場合に、血管内血栓除去術単独での治療選択肢を検討する根拠となりうるでしょう。ただし、再灌流率の差は今後の検討課題です。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

