軽症~中等症COVID-19入院患者へのヒドロキシクロロキン、ウイルス陰性化促進せず
【背景】
COVID-19治療薬としてヒドロキシクロロキンの有効性が期待されたが、主に軽症~中等症患者における有効性と安全性を評価した大規模RCTは不足していた。本研究は、入院患者でのヒドロキシクロロキンのウイルス陰性化効果と安全性を検証した。
【結果】
ヒドロキシクロロキン群と標準治療単独群で、28日以内のウイルス陰性化率はそれぞれ85.4%(95%CI 73.8-93.8%)と81.3%(95%CI 71.2-89.6%)であり、有意な差は認められなかった(差4.1%、95%CI -10.3-18.5%)。有害事象はヒドロキシクロロキン群で30%(21/70例)と、非投与群の9%(7/80例)と比較して高頻度であった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、主に軽症から中等症のCOVID-19入院患者において、ヒドロキシクロロキンがウイルス陰性化を促進しないことを示唆した。有害事象の増加も認められたため、現在の日本の診療ガイドラインで推奨されていないヒドロキシクロロキンのCOVID-19への使用を改めて支持するものではない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

