非D2受容体作動薬SEP-363856は統合失調症急性増悪患者の陽性・陰性症状を改善するか

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2020-04-16 | DOI:10.1056/NEJMoa1911772

📄 原題:A Non-D2-Receptor-Binding Drug for the Treatment of Schizophrenia.

🔗 PubMed:PMID: 32294346

【背景】

統合失調症治療薬の多くはD2受容体に作用するが、SEP-363856はD2受容体を介さずTAAR1と5-HT1A受容体に作動する新規抗精神病薬候補。急性増悪期の統合失調症患者に対するSEP-363856の有効性と安全性が検討された。

【結果】

統合失調症急性増悪患者245名を対象とした4週間の無作為化比較試験において、SEP-363856群はプラセボ群と比較し、PANSS総スコアのベースラインからの平均変化量が-17.2点 vs -9.7点と有意に大きかった(最小二乗平均差 -7.5点、95%CI -11.9〜-3.0、P=0.001)。錐体外路症状の発生率は両群で同程度だった。

【臨床へのインパクト】

SEP-363856は、既存の抗精神病薬とは異なる作用機序を持つ新規薬剤として、統合失調症の陽性・陰性症状を改善する可能性が示された。D2受容体を介さないため、錐体外路症状や代謝系副作用のリスクが低い点が期待される。今後の大規模試験で既存薬との比較や長期的な安全性・有効性が確認されれば、治療選択肢の拡大に繋がる可能性がある。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

PROFESSOR'S ROUND

現場のプロが選ぶ、
特別な1着を。

洗練されたデザインと最高の機能性を両立した白衣専門店。

公式サイトを見る >
プロフェッサーズラウンドの白衣
上部へスクロール