脳梗塞に対するテネクテプラーゼ、高用量0.40mg/kgは0.25mg/kgに優位性なし
【背景】
虚血性脳卒中において、血管内血栓除去術前のテネクテプラーゼ静注はアルテプラーゼより再灌流を改善する。本研究は、大血管閉塞性脳卒中患者に対し、テネクテプラーゼ0.40mg/kgが0.25mg/kgより安全に再灌流を改善するか検証した。
【結果】
大血管閉塞性脳卒中患者300名を対象に、0.40mg/kg群と0.25mg/kg群で比較した。主要評価項目である血栓除去術前の50%超の再灌流は、両群ともに19.3%(29/150例)で、有意差は認められなかった(調整リスク比1.03、95%CI 0.66-1.61、p=0.89)。副次評価項目の機能的アウトカムや全死因死亡、症候性頭蓋内出血にも有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
大血管閉塞性脳卒中患者において、血管内血栓除去術前にテネクテプラーゼ0.40mg/kgを投与しても、0.25mg/kgと比較して脳再灌流の有意な改善は認められなかった。この結果は、血栓除去術を予定している患者に対し、0.40mg/kgの用量が0.25mg/kgの用量よりも優位性をもたらさないことを示唆する。今後の日本の診療ガイドラインや臨床現場でのテネクテプラーゼの用量選択に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

