乳児のアトピー性皮膚炎予防、早期保湿と早期離乳食導入の有効性は認められず
【背景】
乳児早期の保湿剤塗布はアトピー性皮膚炎を予防する可能性が、また高リスク乳児における早期離乳食導入は食物アレルギーを減少させる可能性が示唆されていた。本研究は、これら介入が一般乳児集団のアトピー性皮膚炎発症を12ヶ月までに減少させるか検証した。
【結果】
2397人の乳児を対象とした。12ヶ月時のアトピー性皮膚炎発症率は、非介入群8%に対し、保湿剤群11%、早期離乳食群9%、併用群5%であった。保湿剤も早期離乳食もアトピー性皮膚炎発症を減少させず、リスク差は保湿剤介入で3.1%(95%CI -0.3〜6.5)、早期離乳食介入で1.0%(-2.1〜4.1)であり、いずれも対照群に有利な結果であった。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果は、乳児期早期からの保湿剤塗布や早期離乳食導入が、生後12ヶ月までのアトピー性皮膚炎発症予防に有効ではないことを示唆している。現状、アトピー性皮膚炎予防目的でこれらの介入を一般乳児に推奨する根拠は乏しい。今後の診療ガイドラインや育児指導において、この知見が考慮される可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

