人工股関節全置換術の術式と主要合併症:前方アプローチはリスク増大か
【背景】
人工股関節全置換術(THA)における最適な術式については議論が続いており、前方アプローチが他のアプローチと比較して合併症リスクを低減するかどうかは不明であった。本研究は、前方アプローチの安全性について検証した。
【結果】
THA患者30,098人のうち、前方アプローチは10%で実施された。傾向スコアでマッチングした患者群(各2,993人)を比較すると、前方アプローチ群は後方または側方アプローチ群に比べ、主要な外科的合併症リスクが有意に高かった(2% vs 1%、絶対リスク差1.07%、95%CI 0.46%-1.69%、ハザード比2.07、95%CI 1.48-2.88)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、THAにおいて前方アプローチが後方または側方アプローチと比較して、主要な外科的合併症リスクをわずかながらも統計学的に有意に増加させる可能性を示唆している。この結果は、THAの術式選択において、合併症リスクに関する重要な情報を提供する。ただし、疼痛や機能的アウトカムに関するさらなる研究が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

