世界21カ国の大規模コホート研究から見えた心血管疾患と死亡の修飾可能リスク因子

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2020-03-07 | DOI:10.1016/S0140-6736(19)32008-2

📄 原題:Modifiable risk factors, cardiovascular disease, and mortality in 155 722 individuals from 21 high-income, middle-income, and low-income countries (PURE): a prospective cohort study.

🔗 PubMed:PMID: 31492503

【背景】

心血管疾患と死亡に対する修飾可能なリスク因子の影響は、これまで異なる方法論を用いた別々の研究から推定されていました。本研究は、21カ国の多様な経済レベルの地域で、統一された方法論を用いてこれらのリスク因子の影響を前向きに評価しました。

【結果】

155,722人の参加者を追跡した結果、心血管疾患の約70%と死亡が修飾可能なリスク因子に起因すると判明しました。心血管疾患の主要因は代謝因子(PAF 41.2%)で、中でも高血圧が最大(PAF 22.3%)でした。死亡の主要因は行動因子(PAF 26.3%)でしたが、単一のリスク因子としては低学歴が最大(PAF 12.5%)でした。

【臨床へのインパクト】

本研究は、高血圧や低学歴など、多くの心血管疾患と死亡に共通して影響する修飾可能なリスク因子を明らかにしました。特に、中・低所得国では家庭内大気汚染、不適切な食事、低学歴、握力低下が心血管疾患や死亡に強く影響することが示されており、日本の臨床現場においても、患者の社会経済的背景や生活環境を考慮したきめ細やかなリスク評価と介入の重要性を再認識させる知見です。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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