中リスク大動脈弁狭窄症、TAVRと外科的置換術の5年成績に差はなし
【背景】
中間手術リスクの重症大動脈弁狭窄症患者において、経カテーテル大動脈弁置換術(TAVR)と外科的置換術(SAVR)の長期成績、特に生体弁機能に関するデータは不足していたため、比較検討が必要とされた。
【結果】
5年時点での全死因死亡または脳卒中発生率は、TAVR群47.9%、SAVR群43.4%で有意差はなかった(HR 1.09, 95%CI 0.95-1.25, P=0.21)。経大腿アプローチでは差がなかったが、経胸壁アプローチではTAVR群で高かった(HR 1.32, 95%CI 1.02-1.71)。
【臨床へのインパクト】
中間リスクの大動脈弁狭窄症患者に対する治療選択において、TAVRとSAVRの主要アウトカムは5年で同等と示された。ただし、経胸壁アプローチのTAVRでは死亡または脳卒中リスクが高い可能性があり、弁周囲逆流や再入院、再介入はTAVRで多いことから、患者背景に応じたアプローチ選択の重要性が示唆される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

