中国武漢で発生した原因不明肺炎患者から新規ベータコロナウイルスを同定、ヒト感染コロナウイルス7番目
【背景】
2019年12月、中国武漢の海鮮卸売市場に関連した原因不明肺炎患者の集団発生が認められた。この原因不明肺炎の原因究明と、新たな病原体の特定が喫緊の課題となっていた。
【結果】
患者検体のアンバイアスシーケンスにより、これまで知られていなかった新規ベータコロナウイルスが発見された。ヒト気道上皮細胞を用いて2019-nCoVと命名されたこのウイルスは、サルベコウイルス亜属内にクレードを形成し、MERS-CoVおよびSARS-CoVとは異なるヒトに感染するコロナウイルス科の7番目のメンバーであると同定された。
【臨床へのインパクト】
新規コロナウイルス2019-nCoVが原因不明肺炎の病原体として同定されたことで、今後の感染症対策の方向性が示された。このウイルスがヒトに感染する7番目のコロナウイルスであることから、感染拡大の可能性や重症化リスクについて、今後のサーベイランス強化と詳細な調査が不可欠となる。日本の臨床現場では、原因不明の肺炎患者に対し、この新規ウイルス感染の可能性を念頭に置いた対応が求められる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

