妊娠中のマクロライド系抗菌薬処方、先天性奇形リスク上昇の可能性
【背景】
妊娠中のマクロライド系抗菌薬の使用は、胎児への影響が懸念されてきた。特に主要な奇形や神経発達障害との関連は不明な点が多く、安全性の評価が求められていた。
【結果】
妊娠初期のマクロライド系抗菌薬処方は、ペニシリン系と比較して、あらゆる主要な奇形リスクが1.55倍(95%CI 1.19-2.03)、心血管系奇形リスクが1.62倍(95%CI 1.05-2.51)増加した。妊娠全期間でのマクロライド系処方では、性器奇形(主に尿道下裂)リスクが1.58倍(95%CI 1.14-2.19)増加した。
【臨床へのインパクト】
妊娠初期にマクロライド系抗菌薬を処方する際は、主要な奇形、特に心血管系奇形のリスク増加を考慮する必要がある。妊娠全期間を通しても性器奇形のリスク増加が示唆されており、代替可能な抗菌薬があればそちらを優先するなど、慎重な処方判断が求められる。今後の追加研究も注視すべきである。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

