HER2陽性乳がんに対するトラスツズマブ デルクステカンの有効性と安全性

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2020-02-13 | DOI:10.1056/NEJMoa1914510

📄 原題:Trastuzumab Deruxtecan in Previously Treated HER2-Positive Breast Cancer.

🔗 PubMed:PMID: 31825192

【背景】

HER2陽性転移性乳がんは予後不良で、トラスツズマブ エムタンシン(T-DM1)治療後の選択肢は限られていました。本研究は、T-DM1治療歴のある患者におけるトラスツズマブ デルクステカン(T-DXd)の有効性と安全性を評価することを目的としました。

【結果】

184名の患者(中央値6回の前治療歴あり)にT-DXdが推奨用量で投与されました。客観的奏効率は60.9%(95%CI 53.4-68.0)で、奏効期間中央値は14.8ヶ月(95%CI 13.8-16.9)、無増悪生存期間中央値は16.4ヶ月(95%CI 12.7-未到達)でした。グレード3以上の有害事象は好中球減少(20.7%)、貧血(8.7%)、悪心(7.6%)でした。

【臨床へのインパクト】

T-DXdは、T-DM1治療後に進行したHER2陽性転移性乳がん患者において、持続的な抗腫瘍活性を示しました。既存治療抵抗性の患者に対する新たな治療選択肢として期待されます。ただし、悪心、骨髄抑制に加えて、間質性肺疾患が13.6%の患者で認められており、呼吸器症状の注意深いモニタリングと早期発見が重要となります。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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