外来診療における医師の電子カルテ使用時間、米国の専門医と総合医を対象とした大規模記述研究
【背景】
米国の医療システムでは、医療者が電子カルテ(EHR)に費やす時間が懸念されています。特に認知労働が中心の専門医にとって、EHR使用時間は患者ケアや医療費に大きな影響を与えるため、その実態を正確に把握する必要がありました。
【結果】
約1億件の患者受診と約15万5千人の医師のデータから、医師は1回の外来診療あたり平均16分14秒EHRを使用していることが判明しました。このうち、カルテレビューが33%、文書作成が24%、オーダー入力が17%を占めました。EHR使用時間の専門科内でのばらつきは大きかったものの、各機能に費やす時間の割合は専門科間で類似していました。
【臨床へのインパクト】
本研究は、医師がEHR使用に費やす時間が診療日の大部分を占めることを示唆しており、日本の臨床現場においても同様の状況が推測されます。EHR使用時間の大きなばらつきは、システムやプロセスの最適化により、診療効率を向上させる余地があることを示唆しています。特に、カルテレビューや文書作成、オーダー入力といった主要機能の改善が、医師の負担軽減と患者ケアの質の向上に寄与する可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

