英国乳幼児髄膜炎菌B型ワクチン接種、3年間で疾患発症率75%減少
【背景】
英国では2015年9月より、乳幼児向けにB型髄膜炎菌ワクチン(4CMenB)が国家予防接種プログラムに導入された。2回の初期接種と1歳時の追加接種という簡略化されたスケジュールでの効果が不明であったため、その有効性が評価された。
【結果】
英国における4CMenBの接種率は高く、1歳までに92.5%が初期接種を完了した。ワクチン接種対象コホートでは、B型髄膜炎菌疾患の発症が期待値より有意に低く(観察63例 vs 期待253例、IRR 0.25、95%CI 0.19-0.36)、完全接種対象年齢層で75%の減少が認められた。ワクチン効果は、初期2回接種で52.7%(95%CI -33.5-83.2)、追加接種含め3回で59.1%(95%CI -31.1-87.2)であった。
【臨床へのインパクト】
この研究結果は、乳幼児への4CMenB接種プログラムがB型髄膜炎菌疾患に対して持続的な予防効果をもたらすことを示唆している。日本においても、乳幼児のB型髄膜炎菌感染症予防策を検討する上で、本ワクチンの導入や接種スケジュールの最適化に関する議論の根拠となる可能性がある。特に、簡略化されたスケジュールでも高い有効性が示された点は、公衆衛生上の介入を検討する上で重要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

